遠方の応募者や時間が合わない場合などに利用されるオンライン面接。一般的な対面での面接にはない注意点をまとめましたので、是非参考にしてください。
場所の選び方
電波環境の良いところ
有線LANやWi-Fi環境の整った場所を選びます。フリーWi-Fiは電波が弱いので避けられるのであれば避けた方が無難でしょう。自宅にきちんとしたネット環境がない場合にはネットカフェなどを利用することも考えましょう。
静かな場所
意外と周囲の音は面接官に聞こえています。カフェや屋外は避け、必ず静かな場所を選びましょう。家で行う場合に同居人がいるのであれば、事前に静かにしてもらうよう伝えておくと良いでしょう。
背景に注意
自分自身だけでなく、背景にもしっかりと気を配りましょう。いらないものが映ってしまわぬように整理をしたうえで、面接前に一度インカメラを起動し画面内を確認しましょう。部屋の壁を背景にすると簡単にすっきりとした背景を整えることができるのでおすすめです。
使用するデバイス
PCがベター
スマートフォンよりもPCの方がオンライン面接には良いでしょう。PCの場合には、備え付けの内臓カメラが画面上部についていることが多く、自分の目線と合わせやすいためです。また、スマートフォンを利用する場合には固定しなければなりませんが、そのような必要がないこともPCを利用するメリットになります。
スマートフォンを利用する場合には
スマートフォンでオンライン面接を受ける際には下記の事に気を付けましょう。
- 目線が合うようにスマートフォンを固定する
(上から目線にならないよう注意) - スマートフォンは手に持たない
(ブレ防止のため)
面接当日
服装はスーツが基本
一般的な面接と同じようにスーツを必ず着用します。また、髪型やメイク等にもしっかりと気を配りましょう。
参考記事

通知音はすべてOFFに
パソコン・スマートフォン含め、通知音は全て切っておきましょう。気が散ってしまいますし、その面接への本気度がないと考えられてしまいます。
5分前には準備完了を
突然のトラブルが起きることもあります。5分前には準備が完了するように余裕をもって準備を始めましょう。もし、トラブルで予定開始時刻に面接が始められないような状況であれば、早めに面接担当者へ連絡を入れましょう。
面接中の注意点
メモは手書きで
パソコンが目の前にあるとついついパソコンにメモを取りたくなりますが、キーボードの操作音は面接官にしっかりと聞こえてしまいます。あらぬ疑いを避けるためにも、パソコンではなく、ペンとメモを事前に準備したうえで面接を受けるようにしましょう。
カメラ目線を忘れずに
パソコン上の面接官と目を合わせると、パソコンのカメラよりも下を向いてしまう傾向があります。カメラは基本的にパソコン上部についていますので、画面上の面接官だけでなく、しっかりとカメラ目線を意識して話すように心がけましょう。
普段よりもハキハキと話す
通信環境が悪いとしっかりと聞き取れないこともあります。面接中はいつも以上にハキハキと受け答えをするように心がけましょう。
トラブルが発生したら
面接中にトラブルが発生して接続が切れてしまった場合にも慌てずに、まずは面接官にメールで連絡を入れましょう。インターネット環境への再接続やパソコンの再起動を試し、それでも上手くいかない場合にはその旨を面接官に伝え、指示を仰ぎましょう。
トラブルが発生しても落ち着いて対処すれば問題はありません。慌てすぎると、トラブルへの対処が苦手な人という印象も与えてしまうので、まずは落ち着きつくように心がけましょう。
さいごに
近年、WEB面接は遠方の場合などによく使われる手段となってきました。一般的な面接と注意する部分は変わりますが、事前の準備を怠らなければ上手くいくはずです。また、一般的な面接と同じように受け答えがしっかりしていなければ意味がありません。まだ面接の応答への練習ができていない場合には下記の記事を参考に自分なりの回答を準備してから面接に臨みましょう。